その子育ては科学的に間違っています

今、「その子育ては科学的に間違っています」という本を読んでいます。

この頃「すぐキレる子供」だけでなく、モンスターペアレント(学校に理不尽な意見を言う保護者)や虐待する親などの「すぐキレる大人」も増え、世の事件も「何だかどこかおかしい」って思ってしまうものが多くないですか?
その原因が「子供中心の子育て法」にあるという事を、科学的に説いたのがこの本なのです。
「子供中心の子育ては」日本で提唱されるようになって40年。今でもその育て方が主流で、多くの育児書などでも推奨されている育て方です。
赤ちゃんの場合、「泣いたらすぐに対応しないと情緒不安定になる」「十分甘えさせてやれば子供は自立する」などがそう。放任はもちろんいけませんが、そういう意味ではなくて、過干渉な「手をかけすぎ」の子育てをする事により、「手のかかる子」が育つそう。「子供中心の子育て法」を説いた本が翻訳されて日本に入ってきた時、過大解釈され、スキンシップという和製英語まで出来たのです。

海外では既にその間違いに気づき改められてきていますが、日本は未だに子供が事件を起こしたりするとすぐ「この子は甘えたがっている」「愛情が足りない」と、その必要がない場合にも言ったりします。教育にも問題があるとして取り入れられたゆとり教育も、結果学力の低下や学級崩壊、いじめの助長など、さらに悪い方向へ進む事となりました。

著者の國米欣明(こくまいよしあき)氏は医学博士で、これらの問題を解決するヒントは脳科学にあるとし、「こういう時はこうすれば」という方法を説いています。読んでいて「なるほど…」と思わせる事が多いし、ホント目からウロコ。

子育て中の人はもちろん、これから親になる人、また周りでそれを見守る人々も、あやまったアドバイスをしない為にも是非読んで欲しい1冊です。

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