映画化され明日から公開される、東野圭吾さんの「手紙」を読みました。
主人公は肉親のいない兄と弟。兄は弟を大学に行かせたいが為に、無理をして働き過ぎ体調を壊してしまいます。追い詰められた兄は魔が差し、強盗殺人を犯します。
その後逮捕され服役した兄は、獄中より弟に手紙を出し続けますが、あまりにも生き辛い環境にさらされ続けた弟は、兄を恨み返事を書く事を拒んでしまいます。
恋人や友達、世間の冷たい目、理解し手を差し伸べようとする者、事件の当事者たち…それぞれの心情がリアルに想像できるだけに、この小説はあまりにも切ない。
変える事の出来ない、どうしようもない出来事が目の前に迫った時、自分はどういう選択をして生きていくべきだろうか…そんな事を考えさせられた作品でした。
↓pcysはブログランキングに参加中です。応援のクリックをお願いします。